ふわふわスコーン

2025-08-05

こんにちは!今日は、ちょっと趣向を変えて、レシピ記事です。

テーマは「スコーン」!

かなり昔の話ですが、あるオージーの方から手作りのスコーンをいただく機会がありました。 とっても美味しくて、紹介したくなったので、この記事を書こうと思いいたりました。まだ手元にレシピがあったので下でレシピも紹介ています。

スコーンってどんなお菓子?

まずは簡単にスコーンのおさらいから。

スコーンといえば、やっぱりイギリスのアフタヌーンティー。 紅茶のおともに、クロテッドクリームとジャムを添えて食べる、あのちょっと素朴で温かみのある焼き菓子です。

パンとクッキーの中間のような存在で、外はほんのりサクッ、中はふんわり。甘さ控えめなので、甘いものが苦手な方でも食べやすいのが魅力です。

私はもともとスコーンが好きで、たまに食べることはありましたが、基本的には固い食べ物というイメージをしてました。 オーストラリアに来てからは、バナナブレッドやマフィンなど、魅力的な焼き菓子が多すぎて、すっかりスコーンの存在を忘れていました。

思いがけず出会った、ふわっふわスコーン

そんな中、いただいた手作りスコーン。これが、びっくりするほど美味しかったんです。 絶妙なふわふわ加減。表面は軽くサクッと、中はほろっと崩れるようなやさしい食感。

そして、そのスコーンにたっぷりのジャムとクリームを添えてくれたのですから、もう最高でした。

オーストラリアには「デボンシャーティー(Devonshire tea)」という、スコーンと紅茶のセットを出すカフェ文化があるのですが、 その魅力を改めて実感した瞬間でした。

あまりに美味しかったので、レシピを教えてもらいました!

美味しいものに出会ったら、やっぱり自分でも作ってみたくなるもの。

ということで、後日改めてレシピを教えてもらいました。 材料は意外とシンプル、そして驚くべきはレモネードを使うところ!

実はこの「炭酸入りレモネード」を使うことで、スコーンが驚くほどふわっと焼き上がるそうなのです。 日本のレシピにはあまり見かけない方法かもしれませんが(日本でスコーン焼こうと思ったことないので分かりませんが)、 オーストラリアではよくある定番の作り方なんだとか。 そんな訳で、下にレシピを紹介します。


🍋 ふわふわスコーンのレシピ(約 8 個分)

材料

  • Self-raising flour(セルフレイジングフラワー):300g
    ※ 薄力粉 300g + ベーキングパウダー小さじ 2 で代用可
  • Caster sugar(上白糖):55g
  • Thickened cream(生クリーム):125ml
  • Lemonade(炭酸入りレモネード):125ml
    ※ Schweppes などの市販品で OK
  • Milk(牛乳):40ml(表面に塗る用)
  • Salt(塩):ティースプーン 1/2(少々)
  • ジャム & クロテッドクリーム(仕上げ用)

作り方

  1. オーブンを 220℃ に予熱し、天板に油を薄く塗っておく。
  2. 大きめのボウルにセルフレイジングフラワー、砂糖、塩を入れて混ぜる。
  3. そこへ生クリームとレモネードを加え、ゴムベラなどでさっくり混ぜる。
    ※ 練りすぎないように注意。生地がやわらかくて OK。
  4. 打ち粉をした台に生地を取り出し、軽くまとめて厚さ約 2cm にのばす。
  5. 包丁やスコーン型で 8 等分にカットする。
  6. 天板に並べ、表面に牛乳を塗る。
  7. オーブンで 10 ~ 15 分、うっすらきつね色になるまで焼く。
  8. 焼きたてをジャム&クリームと一緒にどうぞ!

おすすめの食べ方

焼きたてのスコーンは、そのままでもほんのり甘くて美味しいのですが、やっぱり定番は「ジャム+クロテッドクリーム」。

オーストラリアのスーパーでもクロテッドクリームが手に入ることがありますが、小さいスーパーにはないかも。 ここでは thickened cream(heavy cream とも)を付けるのが主流よ。と教えてくれました。 なければホイップクリームやマスカルポーネ、生クリームを軽く泡立てたもので代用しても美味しいです。

ちなみに、そのオージーの方は、ジャム → クリームの順で塗る派らしいんですが、どちらを先にするかは、イギリスでも地域によって派閥があるとかないとか…?

アレンジもいろいろ! このレシピ、レモネードの部分を変えることでいろんな風味のスコーンが楽しめます。

オレンジジュースでほんのり柑橘風味に

炭酸水+はちみつでやさしい甘さに

シュガーフリーの炭酸でカロリー控えめに

などなど、お好みでアレンジしてみてください。

最後に 今回は、思いがけず出会った美味しいスコーンのレシピをご紹介しました。

スコーンは意外と手軽に作れて、焼きたての香りとあたたかさに癒されるおやつです。 週末の朝食や、午後のティータイムにぴったり。

私も近々、このレシピでスコーン作りに再挑戦してみたいと思っています。 そのときは、写真と感想をまた追記しますね。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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